みなりん*のブログ

内容はなんでもありです。暗号通貨に特化している訳ではありません。

NEM の アポスティーユ を理解する為に知っておきたい事

twitterでやり取りした内容を引っこ抜いてドサッとペーストしておきます。

アポスティーユに興味のある方、説明書を作る方は参考にしてください。

なおtwitterなので、文書が口語なのは勘弁してください。

 

まぁ、アポスティーユのホワイトペーパーは、日本語版があるから楽だよ。

まずは、この内容を全て頭に叩き込む。何度も何度も読んで実践して動作を覚える。

最後の最後、ニュアンスが分からなければ英語を見に行くべし。

 

もし、NEMのアポスティーユについて文書を書くのであれば、ホワイトペーパーを超えた文書を作っていく作業と理解していただければ。どれだけ大変か分かる。

ホワイトペーパー以上の説明書が無い現状では、理解せずプライベート公証を使うな。これになるんだよな。

 

プライベート公証は、新規にHDアカウントが作られる。

そのHDアカウントが全ての情報を握る。

 

ここで問題となってくるのは、HDアカウントをマルチシグにした場合。

マルチシグにする意味は、譲渡や多人数管理が必要な時。

しかし、マルチシグにしたHDアカウントに対して、サインする人が複数いる場合、変更をかけたら普通複数で署名すると思うよね。

これはHDアカウントに対して一般的に思いつく方法です。

実は、そのHDアカウントに対して、署名者の一人が、マルチシグじゃなく、自分だけで変更を行うという署名無しの作業が出来る。多分多くの人はこの事実を知らない。

この動作ができてしまうため、HDアカウントに紐付いている情報は、複数の最終形態を取れる。

 

ここが自由度って奴ですよ。

ここまで辿り着くまで苦労したよ

なので、それどういう意味あるの?って疑問は出てくる。

ただ、使い方次第でうまく合う方法はあるはず。

ここまで分かってない人が、操作ミスって、マルチシグじゃなく、自分だけでアップデートしてしまったりすることが本当にそうしたくてやったのか、間違えてやったのか分からない場合危険となる。

ここ、頭入ってないと、マジ間違えた操作しちゃうから。

ここは、まだ使い方としての具体例が無い。自由度だけはある。って仕様らしいので、操作ミスは間違えなく発生する。

 

やってみると、これ、どっちでも変更できるんだけど、どっち使うの?ってなる。私もNanoWalletが出来た当初そこで悩んだ。そして、難しい、分からん、ダメ、ってなる。

図が無いとわからないので、お絵かきも必要。

操作がどちらでも許されているため選択は操作する者に任される。

 

GitHubみたいなもんだなww

それぞれにMasterがあって、それらはそれぞれ本物で・・・って感じ

とりあえず、これが有効である例を持ち出して説明しないとアカン。

更新が何度でも出来るので、マルチシグで更新をかけていた物が、途中で、一人だけのバージョンで枝分かれした物も存在するという状況

もちろん、全員の署名が必要な件については、全員が署名した物が有効。

但し、個人で別にアップデートしたものが、何か別の役に立つ事もあるはずだ。

 

自由度高くて、説明難しくて、使う側は間違えやすいってのが現状である。

これ知らずに資料を作るとなると、非常に難しい。

この事実把握にかけた時間はかなりのものだ。

 

説明書を作る人は私の努力を無駄にしないで、しっかりと理解をしてから作って欲しい。

 

私は作る気は無いのでここに情報を残す。